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経済学は「科学」ではなく「イワシの頭」
「経済学部に行けば、社会の真理が分かる」。そう思っているなら、大間違いです。 大学で教わる主流派のマクロ経済学は、現実を分析する科学ではなく、信じることで安心するための宗教(イワシの頭のようなもの)に過ぎません。
なぜそう言い切れるのか? 教科書に書かれている「二つの神話」と、それが生まれた「本当の理由」を知れば、その正体が見えてきます。
嘘①「国の借金は悪である」…なぜ信じられる?
大学では「政府も家計と同じく、借金をしてはいけない(均衡財政)」と教わります。しかし、通貨を発行できる政府に、家計のような制約はありません。これは明白な嘘です。
では、なぜこんな嘘が常識になったのか? きっかけは1971年、ドルと金(ゴールド)の交換が停止されたことです。「お金の裏付け」がなくなったことで、人類は「政府が無限にお金を発行してハイパーインフレになるのでは?」という猛烈な不安(アノミー)に襲われました。
この恐怖を鎮めるために、「国の借金はダメだ!」という「嘘のルール」を自分たちで作り上げ、それを必死に信じ込むようになったのです。
嘘②「市場の競争は正しい」…なぜ信じられる?
もう一つ教わるのが、「市場に任せれば需要と供給は一致し、失業者はいない(完全雇用)」という神話です。 現実はどうでしょう? モノは売れ残り、働きたくても働けない人もいますし、人が余り気味である証拠の低賃金労働で苦しんでいる人もいます。供給能力(作る力)が余っているのです。
それなのに、なぜ「市場の競争」が称賛されるのか? それは、モノが豊かになりすぎて、「必死に働く意味」が失われるのが怖いからです。かつての「勤労道徳」が崩壊する不安(アノミー)から逃れるために、「働かざる者食うべからず」「競争こそ正義」と説教してくれる経済学にすがっているだけなのです。
進学するなら「嘘」を見抜くために
今の経済学は、事実を無視して、人々の「不安」を埋め合わせるための「お経」です。 その結果、日本はどうなったか? 「借金は悪だ」といって政府がお金を出さず、「市場が正しい」といって放置した結果、モノが売れず、人が余って給料が下がり、失業や低賃金労働が放置されています。私たちは「豊かすぎるがゆえに、貧しくなっている」のです。
もし経済学部に行くなら、教授の言うことを鵜呑みにしてはいけません。 「なぜ、この間違った理論が信じられているのか?」という背景まで見抜き、この「イワシの頭」を乗り越えるために勉強してください。
もしそれをやり遂げられれば、あなたの学びは世界をよくする一歩になるでしょう。



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