【3分】財務省vs経産省の最終戦争?中野剛志『入門 シュンペーター』要約

「日本経済が停滞しているのは、既得権益のせいだ」「もっと競争が必要だ」 そう信じてきませんでしたか?

中野剛志氏の『入門 シュンペーター』は、そんな「財務省」と「主流派経済学」の常識を真っ向から否定する、経産省側からの反撃の書(=経産省宣言)です 。

その衝撃の内容を、3つのポイントで解説します。


目次

① 「競争」させるとイノベーションは死ぬ

私たちは「激しい競争の中からイノベーションが生まれる」と思いがちですが、シュンペーターの真意は逆です。

  • 主流派経済学の罠: 市場競争を激化させると、企業の利益(余裕)が削ぎ落とされます。
  • 独占のすすめ: 企業がイノベーション(新結合)を起こすには、失敗しても大丈夫な「圧倒的な余裕(スラック)」が必要です。それは、他社を出し抜いて「独占」することでしか生まれません 。

つまり、「規制緩和で競争だ!」と煽る政策は、企業の体力を奪い、イノベーションを枯渇させてきたのです。

② 「国の借金」こそが成長のエンジン

「国の借金が大変だ」という財務省の緊縮財政も、イノベーションの大敵です。

  • 信用創造の事実: 資本主義において、お金は「借金」によって無から生まれます(信用創造)。借金がなければ、投資するお金自体が存在しません。
  • 借金=悪ではない: イノベーションには巨額の投資が必要です。民間が借金を怖がるなら、政府が借金(国債発行)をしてでもお金を回さなければなりません。

③ スマホもネットも「国家」が作った

かつてイノベーションの担い手だった大企業は、「株主資本主義(株価至上主義)」によって短期的な利益を追わされ、研究開発の体力を失いました 

では、誰がリスクを取るのか? 「国家」です。 インターネット、GPS、タッチパネル……現代の革新技術の多くは、実はアメリカ政府の軍事・宇宙開発予算(産業政策)から生まれています 。

「政府は余計なことをするな」ではなく、「国家が積極的に産業政策を行うこと」こそが、最強の成長戦略なのです。


まとめ:真の「保守」とは?

市場に任せればすべてうまくいくという「新自由主義」は、秩序を破壊するだけかもしれません 。 国家が適切に資金を出し、産業を設計する。この「経産省的なアプローチ」こそが、今の日本に必要な「保守」の姿ではないでしょうか 。


こちらは以下の記事をAIを活用して簡単にしたものです。もう少し詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください。

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