【3分】なぜ日本人は消費より投資に走る?「貯蓄から投資へ」の罠

【3分】なぜ日本人は消費より投資に走る?「貯蓄から投資へ」の罠

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資本主義はなぜ「劣化」したのか

かつて資本主義は、多くの人々が豊かさを享受する「一億総中流」を実現しました。しかし1970年代以降、再び格差が拡大し、多くの人が将来不安に怯える社会へと「再劣化」してしまいました。 なぜでしょうか? その原因は、「消費社会」の到来に対する社会の拒絶反応にあります。

「消費」を楽しむことへの罪悪感

高度経済成長が終わり、モノが行き渡った社会では、経済を回す鍵は「生産(供給)」から「消費(需要)」へと移りました。 しかし、この変化は人々に「アノミー(規範の喪失)」という強烈な不安を与えました。「汗水垂らして働くこと(勤労)」を善としてきたのに、これからは「快楽的に消費すること」が善になる。この道徳的な転換に、人々は耐えられなかったのです。

新自由主義という名の「反動」

そこへ現れたのが、新自由主義でした。 新自由主義は「消費なんてけしからん!もっと働け!供給を増やせ!」と、古い勤労道徳を説きました。これが、アノミーに苦しむ人々の精神安定剤となり、支持されたのです。 これはローマ史における「カエサル(帝政への進化=消費社会)」を、古い共和政を守ろうとする「ブルータス(新自由主義)」が暗殺したようなものです。

「貯蓄=投資」社会という名の停滞

その結果、何が起きたか。 消費こそが必要な時代に、福祉を削り、将来不安を煽って、人々に消費を我慢させました。行き場を失ったお金は、「貯蓄」へと向かいます。 現代における貯蓄は、銀行に眠るだけでなく、NISAなどの「投資」という形をとります。しかし、これは工場を建てるような実物投資ではなく、単に株を転売して資産を膨らませるだけの「投機(マネーゲーム)」に過ぎません。

富裕層も中間層も、消費せずにお金を金融市場で回すだけ。これではモノは売れず、企業は賃金を上げられず、格差は広がるばかりです。これが「豊かさゆえの貧困」の正体です。

来るべき「オクタヴィアヌス」

混乱したローマを収拾し、繁栄(パクス・ロマーナ)をもたらしたのは、カエサルの後継者オクタヴィアヌスでした。 現代において、ブルータス(新自由主義)が招いた混乱を終わらせるのは誰か。それは、政府が財政支出でお金を配り、人々の生存と消費を底支えする「MMT(現代貨幣理論)」と「ベーシックインカム」です。 投資に逃げる必要のない、安心して消費できる社会を取り戻すこと。それが「21世紀の政治経済学」の結論です。


この記事はAIを活用して以下の記事を要約したものです。より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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